2021年1月15日のマクタン島

img-2021-01-15-05-0009 マクタンニュース

本日のマクタン島

シノログ2021情報は「Dixie Oca」

 Sinulog シヌログ(シノログ)2021年の情報はバランガイSAPANGDAKO の「Dixie Oca」が女王になりました。

マクタン島の店

かなり珍しいカレンデリア

 マクタン島のコルドバに近い場所に真新しい広い道路があるのをご存じでしょうか? この道路、なぜかどこへも通じておらず、海に出ると細い抜け道につながっているだけで、主要な場所へはどこへもいけません。そのためこの道路沿いは、夕方になると小売りの小さな店が思い思いのものを売りに来ます。
 今回紹介するのは、この道路を海まで行ったところにあるカレンデリア「Tuslob-Buwa BBQ」です。このカレンデリアは焼肉のように自分で料理するスタイルの店です。

問題は何を料理するのか…

 実は、豚の脳みそを料理します(汗)。豚の脳みそとホルモンを鍋に入れて自分で料理するのですが、できたソースを例のココナッツの葉っぱでくるんで茹でた「ハンギング・ライス」に浸して食べるんだそうです。めちゃくちゃワイルドですなぁ。
 これが店名の由来で、Tuslob = ディップ、Buwa = バブルで、この料理したソースは結構泡立つらしく、Buwa(泡)にハンギングライスをTuslob(ディップ)して食べるからこういう名前なのだそうです。なるほどぉー。
 火を通しているので、日本でたまにある羊などの脳みその刺身よりも安心度が高いような…(汗)。味はめちゃくちゃおいしいそうです。今度トライしてみます。

MSU製Youtube動画ピックアップ

今日のコロナ統計

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スキューバ・ダイビングの話し

ダイビング器材の寿命

 クイズです。この筆者の愛用BCD買ってから何年経っているでしょう?

 これはもう絶版になったアクアラングのBCDでインストラクターなどに便利なようにできている使いやすいBCDですが、これは買ってから約10年弱(正味8年以上)経過しています。でもぜんぜん現役で使っています。普通はダイブセンターでほぼ毎日潜っている器材は、緑青だらけの穴だらけでボロキレのようになっていると思われがちですが、正しくメンテナンスすればこのとおりいつまでも新品同様に保てます。
 このBCDは2~3年でインフレータ部分を全とっかえしていて、クイックダンプバルブも適宜プラスチック弁とスプリングを交換していますが、その他は買った時のままです。BCDは基本的にメンテナンスをしっかりやって、ダイビング後の洗浄を完璧にやれば、破けたり穴が開いたりしない限りずっと使えます。穴が開いてもメーカーによっては修復してくれるものもあります。購入するときに、穴があたら治せるのかどうかを確認するのも良いと思います。

いちばんやっちゃいけないのは…

 ダイビング器材を劣化させる最大の要因は、直射日光と塩水です。
 次の写真を見てください。
 青い海、いい天気で最高な写真ですが、実はこれが一番やっちゃいけないやつなんです。
ダイビング後に塩水で濡れた器材を炎天下に放置するとすぐに器材がダメージを受けるからです。

MSUではこんな風にしています

 MSUでは、ビーチダイブでもボートダイブでも器材をシートでカバーして直射日光を避けるようにしています。ゲストが自己器材を持ってきている場合は、ゲストの器材を優先的に隠します。

MSUの徹底したメンテナンス

 ダイビングが終わったらすぐに真水で洗浄するのがベストですが、エキジットしてから洗い場につくまでに時間がかかる場合に気を付けなければならないことは、器材を乾かさないということです。海水でも良いので、直射日光を避けて、湿っている状態を保ちます。塩水が乾いてしまうと器材の表面に塩が固着してしまい、放っておくと結晶化して取るのが大変になってしまうためです。
 洗い場についたら、たっぷりの水を張った大きな容器で(BCDの内部に水を入れて)器材を最低1時間漬けておき、その後に自分の手か柔らかいブラシで全体をこすりながらすすぎをします。BCDの内部にはインフレータから水を通して洗浄します。これは、インフレータホースの内部に針金が肩の付け根の部分まで通っているためで、この針金を真水で洗う効果があるので、必ずインフレータホースからホースで水を送り込みます。水を入れる容器は、プラスチック製品、ウエットスーツ、重器材用に3つ用意してごちゃまぜにしないようにします。
 この間も徹底して直射日光を避けます。洗い終わったら、日陰に干します。絶対に炎天下で干してはいけません。潮が付いていなくても直射日光は製品の材質を劣化させます。
 コロナ禍の現在では、ウェットスーツなどを洗浄する場合には、漂白剤を入れた水につけてから真水で洗浄します。

洗浄後は消毒して個別に包装

 BCDやマスク・スノーケルなど口にあたる部分はアルコールで消毒してから個別にビニールの袋にいれて管理します。部屋は常にエアコンをONにして、なるべく湿度を取るようにして、室温23℃~25℃くらいで管理します。これがMSUは少人数しか予約を受けない最大の理由です。多すぎる数の器材は洗浄作業に多大な時間を要してしまうので、無理なのです。

今日のねこ

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ソファでくつろぐイリンさん

今日のMEME

左の画像にいつて:
たんごのなびらは、さいとしょさいだごけ あってれいば、かんいけないしらい。
というんけきゅけうっかが、でてるいよでうす。

そのころ東京では

 今日も曇り気味ですねー。しかも気温4℃。寒いし曇りだし非常事態宣言出てるし。滅入ります。

MSU関連のウエブサイト

セブ島・マクタン・日本人のグループ・誰でもウェルカム

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Scuba Professionals @ Mactan Cebu

 ダイビング認定団体を超えた地域への貢献と海洋保護を目的としたダイバーとダイブショップの活動を報告。マクタン島在住もしくはマクタン島を頻繁に訪れる方で海洋清掃ダイブやビーチ清掃活動に参加できる方なら誰でも入会できます。

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