2021年1月18日のマクタン島

img-2021-01-18-01-0019 マクタンニュース
加工後

本日のマクタン島

 今日は、現地セブでコロナ禍によってひっ迫しているダイブプロたちの支援と海洋保護を目的としたコンソーシアム「Scuba Professionals @ Mactan Cebu」のビーチクリーン・オペレーションの記念すべき第1回目でした。事故もなく正確なゴミの分析結果を得ることができました。詳しい記事は、本ページ下の「スキューバ・ダイビングの話し」をご覧ください。

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マクタン島の店

ペット屋さん

安売りの店

puto bong bong

 知る人ぞ知るお菓子。米粉を蒸して作った棒状のものに粉砂糖とチーズをかけたものです。筆者のところには、よく手土産で持ってきてくれるものです。

MSU製Youtube動画ピックアップ

今日のコロナ統計

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今回のアイキャッチ画像のオリジナル写真

 今日もマクタン島は雨が降ったり止んだりの天気だったみたいです。フォトショで空を入れ替えてちょとでも気晴らしになれば幸いです。

スキューバ・ダイビングの話し

プロジェクト・アウエア (Project Aware)

 皆さんはプロジェクト・アウェア(Project Aware)というものをご存じでしょうか? PADIという世界最大のダイビング認定団体が提唱して設立された非営利団体です。このプロジェクト・アウェアは、現在ではどのダイビング認定団体に所属されていても、またはダイビング・ライセンスを持っていなくても参加できるようになっています。

プロジェクト・アウェア・ビーチ・クリーン活動

 現在、プロジェクト・アウェアでは2つの大きな海洋保護活動が進行中です。海岸やビーチの周辺など陸上での清掃活動を「ビーチクリーン」、実際に海に潜って水中のゴミを清掃する「ダイブ・アゲインスト・デブリ」です。
 そして、今回は第1弾として「ビーチクリーン」を行いました。

スクーバ・プロフェッショナルズ@マクタン・セブの活動

 スクーバ・プロフェッショナルズ@マクタン・セブは、マクタン島で活動するダイビング・プロフェッショナルと、ダイブ・センター(リゾート)が結集して結成された地域のダイブプロと自然保護を目的としたプロジェクトです。

何故今更そんなグループを立ち上げた?

 実はマクタン島では去年の秋ごろから、現地のフィリピン人たちによって盛んに自然保護などを目的としたグループが立ち上がりましたが、そのほぼ全部がプロジェクト・アウェアが持っている素晴らしい機能を使っていないことが判明したからです。

ダイブ・アゲインスト・デブリス・サーベイ

 プロジェクト・アウェアでは、清掃活動を行うことを推奨していますが、同時に、集めたごみを細かく分析して、オンラインの登録を行うことによって、どんな場所にどのような種類のゴミが投棄されているのかを全世界レベルで誰でも無料で把握できるようにするという試み(ダイブ・アゲインスト・デブリス・サーベイ)が行われているのです。
 これは、海洋保護のみならず地球の様々な場所で自然保護を研究している研究者の人たちからも大絶賛されている試みです。

出遅れているマクタン島の調査状況

 しかし、マクタン島を見ると、様々なグループが、ゴミの清掃を頻繁にやっているにも関わらず、ほとんどデータがありません。筆者が海洋清掃の必要性を訴えていた時期には、この地図を見て、マクタン島はぜんぜんゴミがない綺麗な場所だと勘違いする人が多くいました。データを登録していないので、マクタン島のゴミの窮状を知ることができていなかったわけです。

なかなか受け入れられないごみ調査

 当SPMCグループを発足せざるを得なかった理由は、現地のグループのフィリピン人のグループは、そもそもプロジェクト・アウェアの存在を知らなかったり、聞いてはいたが、実際に自分がどう関わって行けるのかを知らなかったり、そもそも興味がなかったりといった具合に足かせが多かったのが現状でした。

2021年1月18日、世界的な海洋保護活動を支援する小さな活動を開始

 そして、2021年1月18日の本日、記念すべき第1回目の海洋保護活動&収集したゴミの徹底調査の練習を兼ねた清掃活動がスタートしました。グループ内には、まだ筆者以外誰もダイブアゲインスト・デブリスやプロジェクト・アウェア・ビーチクリーン活動を正式に行った人はいません。しかし、度重なるリモートでの座学講習とシミュレーションによって、ようやくこの日を迎えることができました。
 防護用のグローブ、ゴミを直接手で触らないようにする木製のトング、フェースシールド、サージカル・マスクなど、様々な企業からの賛同を得られたのも大きな出来事でした。

始めの一歩。確かな一歩。

清掃終了後・こんなにきれいになりました

ダイビングをしない人でも参加できるように…

 現在は、陸上での清掃活動とダイブ・アゲインスト・デブリス・サーベイの調査練習を行っており、次回は実際に海に入っての清掃活動の練習と、ダイブ・アゲインスト・デブリス・サーベイのさらなる調査練習を行う予定ですが、3回目以降は、地域の住民の皆さんが参加できるような取り組みを盛り込んでいく予定です。

今日のねこ

 絶対に外に出たくないイリンさん。無理に外に出しても、ものすごい勢いで部屋に走り戻ってきます(笑)。しかし、最近、よく窓際で外を長時間見ているときがあります…。

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今日のMEME

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おい見てみろよ!
メニューだ!

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・・・

そのころ東京では

センター試験マスク不正着用で失格!?

 件の受験生は、事前にマスクが着用できない理由も申告しておらず、当日に試験官から7回も注意を受けたにも関わらず、指示を全無視して、7回目の指示に従わなかったので最終的にすべてのセンター試験が失格扱いになったとのこと。ほんとアホ。こんな些細なことで人生に関わる試験を失格にされるとか、もうアホすぎて呆れるしかない。人生舐めすぎ。マスクをしたくない理由があるなら、ちゃんと申請できるのだから、所定の手続きを踏まえて申告すれば良いのに、それもしないで指示にも従わないとかもう本当に舐めてますね。こういうガキはまあ全失格で意義無いです。まったく、フィリピンなどの発展途上国には勉強したくたってできない子供が大勢居るのに! 発展途上国では、今だって、街灯の下で鉛筆が持てなくなるまで小さく削って夜(昼間は家の手伝いがある)に必死に勉強している子だっているんですよ。
 こういうニュースを目にすると怒りがこみ上げてきますね。せめてもの救いは、こんなことをするバカガキが53万人の2021年度センター試験受験者全体で1名しかいなかったらしいので、そこがまあ救いかなと…。こんな平和ボケしたアホガキがいっぱいいたらもう「日本オワタ」になるですよほんと。

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 ダイビングに限らず、セブ・マクタン島と筆者の居住域に関する情報やコロナ関連情報、役に立つダイビングのヒントなど様々な情報を配信。会員制Facebookグループ。入会条件はグループルールを了承するだけ。誰でもウエルカム。

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Scuba Professionals @ Mactan Cebu

 ダイビング認定団体を超えた地域への貢献と海洋保護を目的としたダイバーとダイブショップの活動を報告。マクタン島在住もしくはマクタン島を頻繁に訪れる方で海洋清掃ダイブやビーチ清掃活動に参加できる方なら誰でも入会できます。

spmc

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