2021年2月7日のマクタン島

img-2021-02-07-01-0026 マクタンニュース

本日のマクタン島

朝からスタッフ大忙し

 日曜は教会にいかないといけないし、家族サービスもしないといけないので、大忙しのスタッフたちですが、日本の人がマクタンの今の状況をみたがっているのを知っているので、日曜でも写真は送ってきてくれます。しかし、今日は、買い物のリクエストがあったみたいで、きりきり舞いしてたので(笑)、今日写真良いよといっときましたが、なんか送ってきてくれたので掲載します。今日もあまり天気はよくなかったみたいですね。

マクタン島の店

Pajacにあるaguraパブリック・マーケット

 市場に買い物に行ったスタッフが送ってくれた写真です。はやりパブリック・マーケットはスーパーマーケットよりもかなり安いので人気です。

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今日のコロナ統計

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今回のアイキャッチ画像のオリジナル写真

今回は加工なしですー(笑)

スキューバ・ダイビングの話し

ダイビングがうまくなる秘訣

 これはもう回数潜ること以外にないです。そしてなるべくブランクを開けないこと。また、日本人がダイビングをする際には、ダイビングショップへ行ってガイドをお願いする所謂ファンダイビングをする人が圧倒的大多数だと思います。それは安全上非常に良い事です。しかし、これにはダイビングがうまくなるためには良くない弊害があります。

ガイドに全部おまかせ

 ガイドの後ろをただついていくだけで残圧管理や深度管理は全部ガイドさんにおまかせ、それどころか、どこをどう泳いできたのかさえ分からないなんていう方は多いんじゃないでしょうか。実を言いますと、筆者もプロになる前まではそういうダイバーでした。写真に全集中。セルフダイビングなどをしないので、緊急事態が起こった場合の対処方法などは参考程度に知っていれば良いだろう、いざとなったらガイドがなんとかしてくれるだろうとも思っていました。

全部おまかせでも

 それでも回数を潜っていれば自然とダイビングが上達していきます。とくに浮力の調整などは、苦もなくできるようになっていきます。しかし、ガイドさんに安全を担保してもらっているからこそできる上達への近道があります。
 まず、プロのダイバーがつけているウエイトの量と位置、これをエントリーする前にじっくりと観察してみてください。水中に入ったら、どのくらいのタイミングで呼吸を吸っているか、吐いているか。また、常に自分もコンパスを持参して、どのようなルートを通っているのか。ダイビングポイントによっては、ガイドロープを水底に張ってある場所も少なく有りませんが、ガイドさんはこのガイドロープからどれくらいの深度と距離を保って泳いでいるのか。いろいろと観察できるポイントは多いと思います。良いと思った点は自分のダイビングにも取り入れたら良いと思います。逆に、悪いと思った点は真似しないように(笑)。

一人のガイドの言うことを鵜呑みにしてはいけない

 よくいる人の例で「私のダイビングの師匠がこう言っていました」みたいなことを言って、頑なに人の言うことを聞かない人が居ますが、それはそれで良いのかもしれませんが、せっかくダイビングをしに行くのですから、ガイドをしてくれたプロにいろいろ聞いてみて下さい。間違った事を言われてもスルーで。そうやって最大公約数をとっていくと、「多くのプロはこう言っているな」といった情報の収斂がおこります。そのうえで、自分にあっているかどうかを実際のダイビングで検証してみてください。こういった姿勢の人は、他の人より上達が早いです。

ダイビング中に意識していると上達が速まること

  1. エントリーして潜降を始めるまでに時間がありそうなら、ウエイトチェックをやってみる、ウエイトが多いと感じたら、そしてちょっと言いだせない雰囲気なら、2ダイブ目で調整を申し出る。
  2. ダイビング中は、なるべく自分の肺への空気の出し入れだけで深度を変えられるように練習しながらおよぐ。
  3. コンパスを持参して、どっちの方向へ何フィンキックして(または何分)行ったかを覚えながら泳ぐ。コンパスを使っているガイドさんがいたらうまくコンパスを使う秘訣などをざっくばらんに聞いてみる。
  4. 自分の体が水平になっている(トリムがとれている)か考えながら泳ぐ。静止している状態よりも、ゆっくりとフィンキックをしながら泳ぐことで、より簡単に中性浮力をとって水平な姿勢で泳げることを実感する。
  5. 水中カメラやビデオの撮影に集中しすぎない。バディの自分からの位置や距離、ガイドの位置と深度をつねに把握し、ガイドと同じくらいの深度を保つようにする。

潜降しにくい(できない)と感じたら

 これは多くの初心者の方に多いのですが、人間は、恐怖を感じたりすると、肺の中に空気をよりたくさん入れがちです。驚いたときに息を吸い込みながら奇声をあげる人がいるのはその現れです。ダイビングも同じで、泳ぎが得意ではない、水や環境(暗い岩場、おそろしげな生物、など)が怖い、などのために、恐怖やストレスを感じると、肺の中に半分以上空気が満たされれているのに、呼吸がしにくいと感じることが多々あります。これでは潜降が難しくなります。
 また、よく乾燥してあるダイブギアやウエットスーツは、結構浮力があります。1ダイブ目よりも2ダイブ目のほうが潜りやすいと感じるのはそのためです。

結果としてもっとウエイトを要求する

 これが最大の間違いです。ダイブショップの人も、時間を無駄にしたくないので、言われるがままにウエイトを渡してBCDのポケットに入れたりします。これは大間違いです。深度が深くなってきたり、ウエットスーツやダイブギアが水を吸って浮力が少なくなると、とたんにオーバーウエイトの状態になり、中性浮力を維持しにくくなってダイビングの上達の妨げになります。
 こういう場合は、ウエイトを追加するという安易な選択肢に進まず、潜降できない理由を考えるべきで、肺の空気を完全に吐ききっても潜降できないのか(かつ吐ききった後で息を少し吸っただけで急浮上するようだとウエイトが足りなさすぎる可能性はありますが、そうでないのならウエイトチェックをしてみることをおすすめします)。逆に、まだ肺から息を抜ききっていないのに勢いよく潜降してしまう場合(かつ肺に空気を満たしても浮上に苦労する場合)は、ウエイトが多すぎます。

ウエイトチェックの簡単なやりかた

 BCDに空気を入れて水面に浮いているときに、まずBCDから空気を抜いていって、水面が目の高さに来るようにします。この状態で、もしもBCDがパンパンに膨れていたら、ウエイトが多すぎます。次に、肺に空気をいっぱいに入れたときに目の高さだった水面が口元かあごくらいまでくるかをチェックします。ぜんぜん水面の位置が変わらなかったらウエイトが多すぎの可能性。
 次に、目の位置に水面がある状態で、BCDから空気を抜ききったのに、水面の位置が変わらず、息を吸うとさらに浮上する場合は、ウエイトが少ない可能性があります。目の位置に水面があり、BCDの中の空気もさほど多くない状態で、肺の空気を全部吐き出したときに、ゆっくり潜降できるか、そして最後に、潜降していく途中で肺に空気を吸ったときに急浮上しないか。
 この一連の動作は、慣れれば1分以内で素早く行うことができるようになります。筆者などもボートでダイビングをしに行く際にはゲスト一人ひとりをよく観察していますが、言われなくてもこういった基本を実践している人は、ダイビングも上手です。

おすすめの中性浮力上達法

 以前もご紹介しましたが、自分の肺を使って(BCDに空気を出し入れせず)深度をコントロールできると、ダイビングが上達します。この練習方法として、オーバーウエイトの逆。軽すぎるウエイト量でのダイビングが有効です。ただし、これをする場合は、5mよりも浅い深度で、水底が砂地など着底しても水中の生物やサンゴを傷つけない場所で、ダイブプロの管理・監督のもとで行って下さい
 まず、体重の10%のウエイトからはじめて、息を吸っても急浮上しないぎりぎりの軽さになるまでウエイトを抜きます。セブなど常に水温が高い地域で薄いウエットスーツを着ている人は、BCDから空気を抜いていって目の高さにきたときに、BCD内に空気が入りすぎていない状態になるまでウエイトを抜きます。そこで、軽くフィンキックをして泳ぎながら、肺だけで水面近くまで行ったり、逆に水底近くまで潜降したりしてみます。軽めのウエイトだと、息を吸ったときは浮上しやすいものの、そこから水底の方へ移動しようとすると、苦労するかもしれませんが、中性浮力になるのがめちゃくちゃ簡単だということに気がつくはずです。ただし、手でかいたり、フィンキックしてヘッドファーストにならなければ潜降できないようではいけません
 フィンキックは深度を変えるためではなく、前へ進むためだけにゆっくりと行い、肺への空気の出し入れだけで浮上したり潜降したりできるようになるように練習します。
 この状態で中性浮力がしっかり取れると、驚くほど少ないパワーでのフィンキックで、スイーッっと前進できることが実感できると思います。ダイビングを永年教えているダイブプロがぽっちゃり体型の人が多い(笑)のは、ダイビング中に体力をまったくと言って良いほど消費していないからで、結果としてエアの消費量も少なくなります。
 ダイビングプロでお腹が出ていない人はほんとうにうらやましい筆者です(笑)。きっと体型維持に気を使っている意識高い系の人か、太らない体質(これがいちばんうらやましい)の人だと思います。

実際のダイビングでは

 実際のダイビングでは、急浮上するのが一番危険ですので、過度にウエイトを抜くのはおすすめしません
 実際のダイビングでは、深度が刻々と変化します。深いほうへ行けば行くほどウエットスーツの浮力もなくなって行きますので、浅い場所で完璧に肺への空気の出し入れだけで深度をコントロールできていたのに、深いところへきたとたんに深度のコントロールがしにくくなるような場合があります。
 このような場合は、BCDにインフレータのボタンを「ちょんっ」と短くクリックして空気を足します。BCDに空気を入れてもすぐには浮力として反映されないので、3~5秒程度待ちます。それでも沈み気味になる場合は、再度ワンクリック。なるべくBCDには空気を入れないで浮力が調節できるようにしてください。これも慣れてくるとワンクリックの長さがわかってくるので、一発で調整できるようになります。
 重要な点は、深い場所でBCDに空気を足した場合は、浅瀬に戻ってきたときにBCD内の空気が膨張して浮上スピードが早くなりすぎる可能性があるので、BCDに空気を入れたことを忘れずに、即座にBCDから空気を抜けるように、インフレータのリリースボタンに手をかけておいて、自分が意図した速さより早く浮上するようなら空気を抜くようにしてください
 もしも、急浮上してしまいそうなケースで、リリースボタンでは間に合いそうになく、レンタル器材なのでダンプバルブがどこにあるかわからない場合は、インフレータホースを思いっきり前方へ引っ張ってみて下さい。多くのメーカーではBCDのインフレータホース自体がダンプバルブになっているので、一気に空気を抜くことが出来ます。ですので、これも潜降を始める前に、インフレータホースをちょっと引っ張ってみて空気が抜けるかどうかを確かめておくのも良いですね。力ませに引っ張って壊して筆者は責任を負いかねます(笑)。まあちゃんとメンテナンスしていればちょっと引っ張ったくらいでは壊れませんが(汗)。

今日のねこ

ついにトイレより大きくなったイリンさん。でも大丈夫。用を足す時は起用にちゃんとはみ出さずにします。かしこいイリンさん。そして最近はなんでもかんでも箱の中に入れてしまい込んでいるようです(汗)。

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今日のMEME

そのころ東京では

どこへ向かっているでしょう

 筆者がどこに向かっているかわかりましたか?(笑)ちなみに筆者は九段下に近い神保町に住んでいます。

今日の目的地

今日は「東京10社めぐり」の5社目永田町にある「日枝神社」に行ってきました。結構人が居て密が心配でしたが、ここは丘の上の吹きさらしなので安心感はありました。写真ではわからないかもしれませんが結構みなさんソーシャル距離とっていましたし。

神社めぐりは結構たのしい

東京には「◎◎社めぐり」みたいな神社仏閣を訪ね歩いて御朱印をもらうのが若い人の間でもちょっと流行っているんでしょうか。年配の方よりも若い人たちが御朱印帳に御朱印をもらっている光景をよくみます。神社仏閣を巡る散歩は、あまり繁華街などを通らないせいか、意外と密にならないので、筆者も暇さえあればやっています。

御朱印帳は、アマビエ用、東京10社めぐり用、東京三十三ヶ所霊場用、その他用などなど合計5冊持っていきます。けっこう重いです(笑)。

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 ダイビング認定団体を超えた地域への貢献と海洋保護を目的としたダイバーとダイブショップの活動を報告。マクタン島在住もしくはマクタン島を頻繁に訪れる方で海洋清掃ダイブやビーチ清掃活動に参加できる方なら誰でも入会できます。

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