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スキューバ・ダイビングの話し
自己器材がほしくなったら知っておくべきポイント
スクーバ・ダイビングが面白くなってきて、いろいろ器材を揃えていきたいなと思い始めるというのは、誰しも経験することと思いますし、それは非常に楽しい時間ですよね。筆者も経験あります。ダイビングの器材を購入する際には、気をつけなければならないポイントがいくつかありますので、ここですこしご紹介したいと思います。
いきなり重器材からは✖
所謂BCDやレギュレータのことを「重器材」と言います。初心者が重器材をいきなり買ってはいけない理由は、これら重器材は定期的なメーカーによるメンテナンスと、きちんとした保存環境、そして日々の手入れが非常に大事だからです。
ダイビングした後に、適切に洗わないで放っておくと、すぐに使い物にならなくなってしまいます。重器材は、水中で故障すると、即、命に関わる重大事故に繋がりますので、常に適切にメンテナンスしなければなりません。しかし、メンテナンスにはお金がかかりますし、手入れにもお金も手間もかかりますので、けっこう面倒です・・・。旅先でダイビングして夕方から仲間と飲みにいってしまい、気がついたら朝になっていて、器材が塩だらけということもしょっちゅう起こります。
重器材を購入するのは、よくいくダイビングポイントが、レンタル器材がどうしょうもなくボロボロのものしか貸してくれないような場合や、発展途上国で主にダイビングするので、レンタル器材などが信用できない場合など、「しょうがない」場合を除いて、初心者のうちは買わないほうが得策でしょう。
では軽器材は?
軽器材というのは、フィン・マスク・スノーケル・グローブなどのことを言います。
フィン
フィンは、非常に多くの種類があり、できれば初心者のうちは、いろいろレンタルしてみて、自分にいちばん合ったものが分かってから買うのが賢いです。
ボートダイビングしかしない人は、はだしのまま履ける「フルフット・フィン」がお勧めです。フルフット・フィンはブーツがいらないので、その分荷物を減らせます。また、フルフットフィンは、ブーツを履いて使う「オープンヒール」タイプのフィンよりも軽くて柔軟なので、足が疲れにくいなどの特徴があります。
ビーチエントリーでダイビングをする場合は、ブーツを履くタイプのオープンヒール。ボートダイブしかしない場合は、フルフットと、場面によって使い分けるとかっこいいです。
また、フルフットのほうが好きでビーチエントリーでもフルフットを使いたい人は、サンダルなどをはさんでおけるカラビナなどを買っておくと、水に入るまではサンダルを履いていて、水に入ったらサンダルを脱いでBCDのどこかにくっつけておけば、サンダルを取られたり、波に持っていかれたりすることがなくなります。
マスク
日本人の女性など、小顔な人の場合、海外のダイブショップのレンタルでマスクが大きすぎて水がドバドバ入ってしまうなどという経験をするかもしれません。また、安物のスノーケルを使っているレンタル器材の場合、スノーケルがブラブラしてうっとおしく、いざ使う場合でも、安定しないので使いにくく、イライラする人も多いようです。
TUSAやGULL(ガル)など、日本のメーカーがつくる日本人向けの製品を好む人も多いです。新型コロナ禍の現在、知らない人が使った器材は嫌だという人は、価格も手頃でお手入れもカンタンなマスク&スノーケルを購入するのは、賢い選択と言えると思います。
グローブ
環境保護が重視される昨今、グローブを禁止するダイブショップも多くなってきました。グローブをしてしまうと、どこにでも掴まることができるため、サンゴなどに掴まって折ってしまったりする事故が起こるからです。
しかし、メンテナンスが行き届いていないボートなど、エキジットのときに、金属のはしごや手すりに掴まろうとして手を切ってしまったりするトラブルも多いのも事実です。
筆者の場合は、自社所有のボートでダイビングをする場合は、エキジットする際に「はしご」ではなく「木の階段」なので、手を切ったりする心配がないためグローブは使いませんが、他の地域などでダイビングをする際には、必ずグローブを持参し、ダイビング中は素手ですが、もしもボートにあがるときに金属製のはしごなどを使う場合には、手を保護するために、ボートにあがる直前にだけグローブを装着するようにしています。
水中カメラ
ダイビング時の写真や動画をネットにアップするのは楽しいですよね。最近の水中カメラは、写真も動画もどっちもいけるので、非常に便利です。
注意点としては、防水のカメラでも必ず水中ハウジングをつけることをオススメしています。カメラ自体が防水でも、だいたい15mくらいまでしか信用できません。では、もしも不意に落っことしてしまったらどうしますか? ハウジングをつけていれば40mくらいまではヘイキです。水底までオチていってしまっても40m以内であれば取りに行けますので、セーフになる確率が高まります。ダイビング中にハウジングから水が侵入しても、カメラ本体も防水であれば「セーフ!」となることが多いです。
ダイブコンピュータ
ダイビング中の体内への窒素の影響、残存窒素、そして深度や水温などの環境データをリアルタイムに知らせてくれる優れたツールがダイブコンピュータです。最近では、レギュレータのファーストステージの高圧ポートにトランスミッターを装着して、エアシリンダーの残圧を表示し、さらにその残圧の情報から安全停止も含めた水面までいく時間、自分のエア消費の動向など、様々な興味深い情報や統計データを表示してくれるスグレモノまで現れています。
1点だけ注意したいのは、ダイブコンピュータはダイビングをしなくなってしまったら、ただの安っぽい腕時計になりさがってしまうという点です(泣)。スクーバ・ダイビングを自分の趣味として位置づけ続けると決めてからの購入をオススメします。
保護スーツ
保護スーツの役割は重要です。温度の低下から体を守るだけでなく、クラゲなどの生物との直接的な接触を避ける目的でも重要です。また、水温によってダイブスキン、1.5mm・3mm・5mm・6.5mm・7mmなどのウエットスーツ、さらにはドライスーツが必要になる場合もあります。
冬場の冷たい水のほうが透明度が高いので、冬に好んでダイビングに行く人も少なくありません。ダイビングをしに行く地域と季節によって保護スーツを選びたいものです。
ダイブスキン
水を通し、伸縮性に優れた素材で作られた保護スーツです。主に水温が30℃近い暖かい水域で、皮膚を保護するために使用します。ダイブスキンは、ドライスーツのインナーとしても使うことができるものが良いと思います。ダイブスキンは水を通すため浮力がありません。そのためウエイトは、アルミタンクのマイナス浮力を相殺できる程度の少なさで済むため、腰への負担が少ないです。
ウエットスーツ
日本では夏に3mm、初夏や秋口には5mmくらいが良いでしょう。ネオプレンゴムという発泡ゴムの生地でできていて、浮力があります。そのため、適切な量のウエイトを装着する必要があります。ダイビング前にウエイトチェックが必要です。ウエイトチェックは5mmのウエットスーツで体重の10%の量のウエイトからはじめて順次調整します。ちなみにセブでは、雨季には3mmを着ます。それ以外はダイブスキンで十分です。
ドライスーツ
普通の服を着たまま装着できる保護スーツです。首を無理に曲げたりすると浸水してしまったり、ヘッドファーストになると足の方へ空気が移動してしまって宙吊り状態になってしまって危ないため、初めてドライスーツを着てダイビングをする場合には、簡単なオリエンテーションが必要です。
ドライスーツには、ネオプレンゴム製のものと、シェルドライと言って薄くて丈夫な生地でできたものがあります。ネオプレンゴム製のドライスーツは薄着でもある程度暖かいですが、シェルドライは薄い生地なので保温性能がまったくありません。そのかわり、防寒着を着てから装着できるため、北極海など極寒の地域でも快適にダイビングができます。
また、ドライスーツは中に服を着ていて、さらに内部に空気を入れるため、非常に多くのウエイトの装着が必要になります。腰が悪い人は、クイックリリースができるダイビング専用のウエイトベストなどを使ってウエイトを分散させる必要があります。
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