セブのダイビング情報
セブ島は、ほぼ1年を通して日本の夏のような気候が続きます。
12月頃から5月にかけては、晴天が続く日が多くなり、雨が降っても夕方から夜にかけて降り、日中は晴れていることが多い季節です。スクーバダイビングにはベストシーズンと言えます。この頃は、ビーチエントリーでイワシの大群の遭遇率もアップします。
6月からは雨季になりますが、連日天気が悪いわけではなく、雨が降る日がベストシーズンに比べて多くなる程度です。
9月の終わり頃から11月にかけては、台風が多く発生しますが、セブは台風の直撃がマニラのあるルソン島や台湾・沖縄方面に比べて非常に少なく、強めの雨が降る程度の場合が殆どですので、6月〜11月までは、天気予報に注意しながらタイトなスケジュールを組まないようにすれば問題ありません。
ライセンス講習の目安
ライセンス講習には概ね以下のような期間が必要です。
PADIオープンウォーター講習:最短2日、平均3日、最大4日
PADIアドバンスドオープンウォーター講習:2日
PASIレスキューダイバー講習:平均3日、最大4日
各種スペシャルティーコース:1日で終了できるものと2日かかるものがあります
安全な窒素抜き期間
スクーバダイビングをすると体内に窒素が吸収されます。この窒素を体内から出し切っていない状態で飛行機に乗ったり高所へ行ったりすることは、減圧症などの重篤な症状を引き起こす危険があります。通常は複数回のダイビングをした後18時間は飛行機に乗れません。
MSUでは、ダイビングツアー、ライセンス講習などでダイビングをされたお客様には、帰国する前日の日を観光などでダイビングをしない日にして24時間以上の時間を窒素を抜ききるために使う事をお勧めしています。
ベストな日程設定
ベストシーズン中であれば、
【ダイビングにかかる最大日数】+【窒素抜きを兼ねた観光1日】が目安です。
ベストシーズン以外であれば、
【ダイビングにかかる最大日数】+【予備日】+【窒素抜きを兼ねた観光1日】が目安です。特に雨季では予備日を多めに取ることをお勧めします。
MSUでは安全のため大雨や台風のために海況が悪くなった場合はダイビングを中止いたしますので、事前の催行情報にご注意ください。
セブの海の特徴
セブは1年を通して気温が30℃前後、水温が28〜29℃前後の温暖な気候で、日本の冬に当たる時期も3ミリ以下のウエットスーツで潜ることができますので、日本の海の水温が上がってくるまでの期間や、ゴールデンウィークに海外へのダイビングツアーの候補地として最適だと思います。
セブの海は流れも比較的穏やかですが、それに加えてバンカーボートと呼ばれる独特な形状のボートによって船の揺れを軽減し、快適なボートダイビングが楽しめるようになっております。
セブまでは成田空港から直行便で4時間半程度で到着できるために旅客機代もハワイなどの他の地域に比べると比較的安価で購入できます。また時差も1時間と少ないことから、お客様が長旅でお疲れになるという事も少ないと思います。
物価も驚くほど安く、アメリカのたばこ1箱や瓶ビールが1本100円前後で購入でき、日本にはない変わった食べ物やストリートフードがたくさんあって異国情緒満点です。
セブ・マクタン島
セブのマクタン島は、セブの国際空港がある島です。数多くの素晴らしいダイビングポイントとリゾートホテルがある島で、ダイビング活動も盛んな地域です。そして、フィリピン第二の都市と言われているセブ島のセブ市やその隣のマンダウエ市と違って、まだまだ自然がたくさん残されており、住民の生活も素朴です。
そしてなんといっても空港から近い場所にあるので、アクセスが非常に便利です。飛行機から降りたらあとは車で15分程のホテルへ向かうだけという手軽さなので、空港から更に別の交通機関を使って長旅をするというようなことはありません。
マクタン島の庶民が食べている食事は1食100円程度です。これにビールを付けても200円程度にしかなりません。ただ、日本食しか受け付けないという方も安心してください。セブには焼き肉屋さんから居酒屋さんまでなんでもあります。また、イタリアンやメキシカン、ステーキハウスなどもあり、お客様の好みに合った食事を楽しむことができます。せっかくフィリピンへ来たのだからということで、現地の食べ物をトライしてみたい方には、美しいサンセットが見られる洋上レストランで本場のフィリピン料理を楽しむ事もできます。